「最近、夫(妻)の様子がおかしい」
「浮気かもしれないけど、どう動けばいいかわからない」
この段階での最初の行動(初動)は、その後の結果を大きく左右します。
結論から言うと
初動でやるべきことは感情で動かずまずは冷静に事実確認をすることです。
感情で動いた瞬間に、証拠・立場・主導権を失うケースが非常に多いです。
この記事では、探偵として15年以上にわたり数多くの案件を見てきた立場から、
✅まず何をすべきか
✅やってはいけない行動
✅自分でできる安全な確認
✅探偵や弁護士に繋げる正しい流れ
を 時系列のマニュアル形式で解説します。
1.初動でやってはいけないこと(最重要)
最初に「NG行動」を押さえてください。
下記行為はいずれもバレてしまったら警戒をつけることになります。
これをやる人が一番失敗します。
❌ 感情的に問い詰める
「浮気してるでしょ?」
「最近おかしいよね?」
→ 相手の警戒心が一気にMAXになります。
❌ スマホを勝手に見る
ロック解除
LINE・メール覗き見
クラウドログイン
→ 違法リスク+証拠無効+逆に訴えられる可能性。
❌ 無断でGPSを付ける
→ ストーカー規制法・プライバシー侵害リスク。
❌ SNSで愚痴・暴露
→ 名誉毀損・不利な証拠になる可能性あり。
初動の鉄則:感情的にならない
2.初動フェーズ|まずやるべきは「状況整理」
① 違和感を書き出す(感情ではなく事実)
以下を淡々とメモしてください。
✅帰宅時間の変化
✅残業・飲み会・出張の頻度
✅休日の行動
✅スマホの扱い方
✅態度・会話の変化
✅下着や化粧、口臭対策、香水など
12/20(金)残業と言って終電帰宅
12/23(日)「一人で外出」詳細不明
最近スマホを伏せて置く
→ これは合法かつ最重要な初動です。
② 時系列で並べる
✅1日だけで判断しないこと。
✅週単位
✅曜日固定
✅特定の時間帯
など、パターン化してきます。
探偵の現場では
「〇曜日+〇時台」が浮気の起点になるケースが非常に多いです。
③ レシート・家計の範囲で確認
✅普段行かないエリアの飲食店
✅タクシー・高速代
✅ホテル名が分かる明細
3.“確信”が出てきたらやること
浮気の兆候が複数重なったら、次の段階です。
ここで多い失敗は自分で尾行を始める、張り込むことです。
✅慰謝料請求したい
✅離婚を視野に入れている
✅親権・財産分与が絡む
✅相手に言い逃れさせたくない
上記に1つでも当てはまるのであれば決定的な証拠が必要です。
自身や友人知人で尾行張り込みをしてバレてしまって警戒をつける方が多いです。
まずは探偵に状況を説明して整理しましょう。
4.探偵・弁護士に相談する
一般的に探偵に相談すべきタイミングは下記の通りです。
✅行動パターンが見え始めた
✅相手がまだ警戒していない
✅曜日・時間帯の予測ができる
弁護士は「証拠が取れそう」な段階で相談するのが良いです。
いきなり弁護士 だと証拠不足で動けないことがあります。
先に探偵 → 証拠 → 弁護士
この順番が一般的です。
5.初動対応で守るべき「3つの鉄則」
1.感情で動かない
2.違法行為をしない
3.自分で尾行や張り込みをしない
6.よくある質問(FAQ)
Q1. どの段階で浮気と判断すべき?
→ 当社の紹介する浮気兆候が複数当てはまるときは浮気と判断して良いでしょう。
Q2. 初動で問い詰めて全て話させることは?
→ 相手がしらを切ってしまえば警戒心を付けるだけの行為になります。
Q3. 自分で尾行や張り込みをして証拠を取るのは無理?
→ 今までの相談では自らの証拠だけで裁判に勝てた話は聞いたことがないです。大抵の方が自分である程度試みて失敗して警戒をつけた状態でご依頼されます。














