探偵の尾行のテクニックをご紹介します。
1.尾行調査とは?
尾行調査とは対象者である人物を尾行して写真を撮影し、浮気や不倫であれば裁判で証拠となる報告書を作成します。
素行調査の場合は特定の人物を尾行して接触した人物や立ち寄った店や会社などを記録します。
素行調査は主に企業からの依頼が多く取引先との密会などの裏切り行為や営業活動の実態調査など多様な場面で行います。
2.尾行で多い失敗
尾行で多い失敗としてあげられるのはまず見落としです。尾行調査は張り込みがセットで行われる事が多く浮気調査の場合は旦那や妻の自宅や勤務先から開始したとするとそこでまず張り込み業務が必須となります。
そこでの張り込みで対象者である旦那や妻を見落としてしまうケースがまず一つ。
次に多いのが捕捉出来て尾行を開始しても人混みや満員電車の中で対象者を見失ってしまうケース。
こちらも非常によくある失敗の一つです。
そして次に多いのがバレてしまうケース。
浮気調査となるとやはり対象者である旦那や妻は警戒している事が多く尾行や撮影、張り込みがバレてしまう事が多いです。
最後に撮影が出来ないケース。尾行調査と言ってもただついていくだけでは証拠にならないので撮影が必須となります。相手にバレずに鮮明な写真を撮るので技術や経験が必要になります。
3.自分で尾行をしない方が良い理由
2.で説明した通り尾行調査には経験が必要となります。
私たちはあらゆるサービスを利用する時、その道のプロのトライアンドエラーの時間(経験)にお金を払っているのですが探偵も同様です。我々はたくさんのトライアンドエラーを経て現在の技術を習得しています。だから見失わずにバレずに尾行をして撮影が出来ます。
尾行を自分でしてしまう最大のデメリットはバレてしまう事です。
浮気調査ならバレてしまったらもう不倫相手と会わなくなったりして証拠が撮れなくなってしまったり素行調査なら裏切りの相手と密会をやめてしまったりと調査自体が不可能となってしまう事です。
そのような事態を避けるために自分で尾行調査を行うのは辞めた方が良いでしょう。
4.尾行調査を助けるアイテム
尾行調査を助けるアイテムですが我々は様々なアイテムを使いますが今回はGPSについてご説明します。
対象者が車で移動する場合はGPSの利用が有効的です。
リアルタイム検索が10秒か
1分のGPSが主となり検索回数制限はありません。
一度のフル充電で数ヶ月電池が持つものもあります。
取得位置の精度が悪かったり電池の減りが早かったりと様々なので購入もしくはレンタルする場合もありますので選ぶ際には注意してください。
また地下駐車場や機械式駐車場に入った場合などはGPSが取得できなくなったりするのでご注意ください。
5.尾行の違法性
まず探偵を利用すること自体は違法ではありません。
探偵業は探偵業法(平成18年6月8日に公布、平成19年6月20日に施行)という法律のもと面接による聞込み及び尾行や張込み、その他これらに類する方法により実地の調査が認められています。
当社の管轄警察署は田園調布調布警察になります。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/shokai/ichiran/kankatsu/denenchofu/index.html
探偵業者ではない個人で尾行する場合ですがまず個人が妻や旦那を尾行することは違法行為とはなりません。
ただバレてしまい相手に恐怖を与えて相手が警察に通報した場合はストーカー行為となり罪に問われてしまいます。
ストーカー規制法は、2021年に法改正が行われました。
有罪の場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金になります。
尾行中に相手の敷地内に無断で入ってしまった場合は「3年以下の懲役または30万円以下の罰金になります。
以上のことからも自分で尾行調査を行うことはおすすめできません。