今回は相手の浮気が原因で婚約破棄した場合のケースについて解説していきます。
1.浮気が原因で婚約破棄した場合は慰謝料は請求できる?
婚約の状態であっても慰謝料請求は可能です。
ただし、慰謝料請求するには下記の条件が可能です。
⚪︎婚約が成立している証明ができるか?
婚約が成立していることの証拠としては婚約指輪や婚約パーティーの写真などが必要です。
⚪︎不貞行為の証明
婚約破棄の原因となる浮気の証拠は当然必要となります。
浮気の証拠は写真やメッセージのやり取りが有効となります。
⚪︎精神的苦痛の証明
浮気が原因による精神的苦痛の証明が必要となります。
毎日、日記をつけるなどの記録することが有効です。
慰謝料の金額は数十万円から数百万円程度であることが多いです。
婚約期間の長さや精神的苦痛の度合いが影響されます。
浮気相手が婚約の事実を知っていたことが証明されたら浮気相手にも請求が可能です。
2.婚約破棄による請求方法や手順は?
⚪︎証拠の収集
まずは浮気をされていると言う証拠集めが必要となります。
探偵に依頼して報告書を作成してもらうなど浮気が原因で心療内科に通ったりしている場合は診断書などが精神的苦痛の証拠となります。
⚪︎内容証明郵便で通知する
証拠が収集できたら請求の金額、支払い期限、などを明確に記載した内容証明郵便を送付します。
こちらの作成には法律の専門家である弁護士に相談するのも良いでしょう。
⚪︎示談交渉する
相手が応じてきた場合には時短交渉をして交渉が成立した場合には合意内容を文章て示談書を作成します。
こちらを公正証書にするとなお有効です。
⚪︎示談が不成立の場合は裁判する
示談で話がまとまらない場合は家庭裁判所や地方裁判所で裁判を行います。
3.過去に紹介した慰謝料に関する記事