調査歴15年以上の探偵が解説|現場体験談 パート1
探偵は浮気調査や人探しだけでなく、犯罪被害が疑われる相談に関係することもあります。今回は、美人局(つつもたせ)と見られる金銭要求と、会社印の作成をめぐる不審な依頼について、過去の現場経験を紹介します。
探偵は犯罪関係の相談を受けられる?
| 内容 | 探偵と警察の役割 |
|---|---|
| 人物の行動・接触状況の確認 | 探偵が正当な目的と適法な方法の範囲で調査を検討 |
| 恐喝・詐欺・偽造などの疑い | 警察に相談し、事件性の判断や捜査は警察が担当 |
| 逮捕・強制的な捜索や差押え | 探偵に特別な権限はない |
| 返金・損害賠償請求や交渉 | 弁護士など適切な法律専門家へ相談 |
現場体験① 美人局による被害が疑われた相談
ある男性から、出会い系サイトで知り合った女性とホテルを訪れた際、別の男性が現れて強く金銭を要求されたという相談がありました。相談者によると、運転免許証を撮影され、すでに約50万円を渡してしまった状況でした。
当時は相手方との再接触が予定されており、依頼内容はその人物の行動を確認することでした。担当者は二人で状況を記録しましたが、相手が周囲を警戒する様子もあり、調査には危険が伴いました。
結果的に所在に関する手掛かりが得られました。その後、関係者について警察が対応したと聞いています。ただし、探偵側の調査報告だけで事件の全容や犯罪の成立を判断できるわけではありません。
現場体験② 会社印の不審な作成依頼
別の案件では、印章を扱う店舗から「ある企業の社判を注文した人物について不審な点がある」という相談がありました。店側が企業へ確認したところ、注文について把握していない旨の回答があったそうです。
調査では依頼内容に沿って店舗付近で状況を確認し、印章を受け取りに現れた人物の行動を記録しました。人物はその後、別の車両に乗って移動したため、確認できた範囲の状況を依頼者に報告しました。
後日、警察による対応があったと聞いていますが、注文者の行動が不審に見えることだけで、偽造や詐欺などの犯罪が成立すると決まるわけではありません。注文の権限、使途、実際の行為などを確認する必要があります。
犯罪が疑われる事案で気をつけたいこと
- 正当な調査目的と確認する事実を明確にする
- 写真や記録の日時、場所、取得方法を整理する
- 事実と推測、未確認情報を区別して報告する
- 危険人物への接触や無理な追跡、無断侵入などを避ける
- 身の危険や事件性がある場合は警察へ連絡する
シリーズの続き:パート2|金銭トラブル・嫌がらせ、パート3|家屋の異音・会員制店舗、パート4|現場での経験。
よくある質問(FAQ)
Q. 探偵は犯罪者を逮捕できますか?
探偵に特別な逮捕権限はありません。刑事事件の捜査や法的処分は警察などが担います。
Q. 美人局の被害に遭ったら探偵に頼むべきですか?
まず警察・弁護士への相談が重要です。自分で相手を追跡したり金銭の受け渡しを続けたりしないでください。
Q. 偽造された可能性のある印章について調べられますか?
契約・注文の記録や適法に確認できる事実を整理することは考えられますが、犯罪の成立や捜査は警察が判断します。
Q. 探偵の調査報告書は警察や裁判で使えますか?
資料になる場合はありますが、取得方法や内容によって評価が変わり、採用や結果を保証するものではありません。
探偵社バーチリサーチでは、調査歴15年以上の代表がヒアリングから現場の監督・報告まで一貫して対応します。
お問い合わせ / 料金案内 / 03-4405-9635
※関係者が特定されないよう一部情報を省略しています。本記事は一般的な情報であり、法律相談ではありません。













