
今回は15年以上の現場経験で培ってきた探偵尾行の危ないポイントをご紹介します。
基本的にご自身で浮気調査をされることは法的リスクや発覚リスクが高くなるのでお勧めしませんがどうしても依頼することが経済的に難しいという方は参考にしてみてください。
1.尾行調査とは?
尾行調査とは対象者である人物を尾行して写真を撮影し、浮気や不倫であれば裁判で証拠となる報告書を作成することを言います。
行動調査の場合は特定の人物を尾行して接触した人物や立ち寄った店や会社などを記録します。行動調査は主に企業からの依頼が多く取引先との密会などの裏切り行為や営業活動の実態調査など多様な場面で行います。
また、その他で尾行する調査は軽犯罪者の住所特定(警察に取り合ってもらえないケース)や結婚前調査、疎遠になっている家族の調査などもあります。
「尾行・張り込み・撮影」業務が探偵業務の中でも最も難しく経験値やスキルが問われる業務と言えます。
2.尾行で多い失敗
🔸見落とし
尾行調査は張り込みがセットで行われる事が多く、浮気調査の場合は対象者である旦那や妻の自宅、勤務先から開始します。そこでの張り込みで対象者である旦那や妻を見落としてしまうケースがまず一つ。自宅であれば大きなマンションでなければ比較的簡単ですが勤務先の大きなビルで何百人もの人物の中から見つけるのは中々難しいです。もしご自身でやられる場合は対象者は毎日顔を合わせている配偶者ですから問題ないかもしれませんが技術力の低い探偵社だと見落としてしまうことが多いです。
🔸見失い
捕捉出来て尾行を開始しても人混みや満員電車の中で対象者を見失ってしまうケース。こちらもよくある失敗の一つです。新人の探偵調査員がよくやってしまうミスで距離を開けすぎてしまうことによる失敗です。もしご自身でやられるのであれば1番大変な部分かもしれません。相手に顔を知られているうえで尾行するのは非常に難しいです。変装したとしても相手に気づかれないレベルの変装(マスク、防止、サングラスなど)をしたらそもそもが不審者として目立ちます。浮気調査を自分でやるべきではない理由がここにあります。
🔸発覚
浮気調査となるとやはり対象者である旦那や妻は警戒している事が多く尾行、撮影、張り込みがバレてしまう事が多いです。我々プロの探偵も発覚は最も避けたい事態です。なぜなら証拠収集が今後困難になることが多いからです。浮気調査の場合、対象者が賢く自制心を持った人間であれば離婚が完全に成立するまで不倫相手と会うことをやめてしまうかもしれません。素人同様の探偵社が対象者に泳がされて捕まってしまったり裁判や警察沙汰になることもあります。当社では対象者の様子に不審な行動が見受けれたら状況によっては調査を中断します。本日しかチャンスがないという状況であれば無理をして継続することもありますがそのあたりの見極めも経験が無いと冷静な判断は出来ないでしょう。
🔸撮影が出来ない
尾行調査と言ってもただついていくだけでは証拠にならないので撮影が必須となります。相手にバレずに鮮明な写真を撮るので技術や経験が必要になります。鮮明な証拠になる写真の撮影は本当に難しいものです。たまにご自身で調査をやられた方が写真をお持ちになりますが顔がぼやけていたりズームしすぎてどこにいるのか分からなかったりします。また他の探偵社から乗り換えの依頼主がお持ちになった報告書でもお粗末なクオリティーの写真をよく見かけます。格安な探偵社と逆に相場より高額な悪徳探偵社の報告書によく見かけるので注意してください。
3.自分で尾行をしない方が良い理由
尾行調査には経験が必要となります。私たちはあらゆるサービスを利用する時、その道のプロのトライアンドエラーの時間(経験)にお金を払っているのですが探偵も同様です。我々はたくさんのトライアンドエラーを経て現在の技術を習得しています。だから対象者を見失う事もなく、バレることもなく尾行をして鮮明な写真が撮影が出来ます。
尾行を自分でしてしまう最大のデメリットはバレてしまう事です。バレてしまうと法的リスクの問題や調査自体が不可能となってしまって証拠取集が不可能となってしまいます。このようなリスクを避けるためにも自分で尾行調査を行うのは辞めた方が良いでしょう。
4.尾行の違法性
まず探偵を利用すること自体は違法ではありません。探偵業は探偵業法(平成18年6月8日に公布、平成19年6月20日に施行)という法律のもと面接による聞込み及び尾行や張込み、その他これらに類する方法により実地の調査が認められています。当社の管轄警察署は田園調布調布警察になります。
https://www.keishicho.metro.tokyo.lg.jp/about_mpd/shokai/ichiran/kankatsu/denenchofu/index.html
探偵業者ではない個人が尾行する場合ですが妻や旦那を尾行することは違法行為とはなりません。
ただバレてしまい相手に恐怖を与えて相手が警察に通報した場合はストーカー行為となり罪に問われてしまいます。
ストーカー規制法は、2021年に法改正が行われました。有罪の場合は1年以下の懲役または100万円以下の罰金になります。尾行中に他人の敷地内に無断で入ってしまった場合は「3年以下の懲役または30万円以下の罰金になります。車での追跡であればただ後ろをついていくわけにもいきませんので信号無視などになってしまう場合もあるでしょう。
以上のことからも探偵の料金は比較的高額であり、自分で尾行調査を行うことはやめておいたほうが賢明です。