
妻や旦那の浮気調査を頼もうと探偵を調べたけどそもそも探偵って法律的に大丈夫なの?
そのような疑問を持たれる方も多いのではないかと思います。
今回は探偵にまつわる違法性と自分で尾行をするときの注意点、信頼できる探偵の見つけ方を書いていきます。
1.探偵業法
まず探偵業そのものは違法ではありません。
2007年6月1日から探偵業法「探偵業の業務の適正化に関する法律」という法律が施行されました。
事前に都道府県公安委員会に届出を出して認められた業者しか行う事ができません。
つまり法律に則って業務を行っているわけなので法律違反ではありませんのでご安心ください。
探偵業の資格については以下の項目が必要となります。
⚫︎成年被後見人や被保佐人でないこと
⚫︎禁錮以上の刑に処せられ、その執行を終えた日から5年を経過していないこと
⚫︎暴力団員でないこと、または暴力団員でなくなった日から5年を経過していないこと
⚫︎探偵業の届出をしてから、公安委員会によって業務停止命令を受けて、その停止期間中でないこと
いわゆる暴力団や犯罪者は届出を受理されません。
昔のイメージだとあまり良い印象が無い方もいらっしゃるかもしれませんが上記のように制限がかけられています。
2.自分で尾行するときに気をつけること
探偵業が違法でない事は分かったけど探偵業の届出を出さずに自分で尾行して浮気調査をするのは違法なのか気になった方もいらっしゃると思います。
まずご自身で尾行したりする事は日本の法律においては違法ではありません。
ただ注意する点があります。
まずプライバシーの侵害にならないようにする事です。
相手に勘づかれて警戒させてしまっているのに構わず何度もつけ回しまうとこちらは仮に配偶者であってもストーカーの対象となります。
また不倫相手の家や駐車場などに勝手に入ってしまう事も不法侵入となります。
上記の危険性もさることながら基本的に自分の顔や特徴を知られている相手を尾行調査するのはお勧めしません。
その1番の理由はバレてしまうリスクが大きいからです。
よければこちらの記事も参考にしてみてください。
ご自身で浮気調査をする事は違法ではありませんが多大なリスクを考慮して慎重に行うようにしましょう。
3.信頼できる探偵の見つけ方
自分で尾行して浮気調査をするのは違法でない事は分かったけど難しそうだから探偵に頼もう。
そこでインターネットを見ればたくさんの探偵業者が出てくる。
どうやって選べば良いのか?
何点かポイントを解説していきます。
そもそも浮気調査において探偵業者に頼む事は証拠撮影(報告書)が1番である事を考慮しておきましょう。
初めてのことで動揺して面談員に色々な事を言われるかもしれませんがポイントを整理して考えましょう。
探偵の料金は基本的に調査単価×調査時間で計算されますがこれらの他に移動経費が加算されたりします。
探偵の中には最初提示した金額から大幅に高額なった金額を最終的に請求してくる業者もいます。
調査にかかる時間をおおよそで見積もってその時間調査をすれば合計でいくらになるのか確認しましょう。
そこでハッキリとした答えがもらえない探偵業者は辞めておいた方が良いでしょう。
次に調査がうまくいかなかったときの対応はどうなのか?
浮気調査は千差万別です。警戒していなくてもいきなりタクシーに乗られたり不倫相手の迎え車両に乗り込まれたりなど色々な事が考えられますがそのあたりのリスクを説明せず仮に調査員側のミスでも再調査や返金を行わない業者がいます。
そのような業者は調査能力も低い事が多いので気をつけるべきです。
調査能力が低いと証拠となるラブホテルに入る写真や不倫相手の鮮明な顔写真の撮影も出来ていない事も多いので気をつけましょう。
格安探偵の危険性については過去の記事をご参考にしてください。
料金が明確に提示出来て万が一の場合のリスク説明や再調査などの対応がしっかりとしている探偵社に調査を頼むようにしましょう。